「労務管理とは」なんて悩んでも仕方ない!「ヒト」の問題は必ずある

昨日は社会保険労務士と一緒に打ち合わせでした。
クライアントの「ヒト」に関する問題です。

労務管理ってホントに大変!
人を雇うのは多大な労力がかかります。
その分、組織が大きくなり利益を上げることもできるのですが。。

「ヒト」の問題で悩んでいるなら専門家に相談してみましょう。
最終的には経営者が判断しなければいけないのですが、
外部の専門家に相談することでいい解決策がみつかるかもしれません。

いつまでも一人で悩むよりも相談してみましょう。

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労務管理とは

労務管理とは、

労働者・人材の有効活用ということです。

とあります。

これが中小企業だとなかなか難しい。。
生産性を上げようと頑張っても従業員にやる気がなかったり、
ちょっと残業しただけで残業代を請求されたり。

なかにも理不尽な請求もあったりします。

労務管理ってホントに大変。

「ヒト」の問題は難しい

経営については、「ヒト」「モノ」「カネ」が大切だと良く言われます。
どれかが欠けると事業は上手くいきません。

そのなかの一つ、「ヒト」についてクライアントで問題になっている
ところがあります。

「ヒト」の問題というのは人事関係です。
給与だったり採用だったり職種だったり。

給与の問題は大変

特に給与の問題については大変です。

理不尽な要求も

最近ではネットで知識を得ることも容易です。
ネットで中途半端な知識をつけているとタチが悪いです。

そのためか、やたら強気に迫ってくる従業員も。
今回も労働者は保護されているということで
理不尽とも思えるような要求をしてくる従業員がいました。

  • 勝手に朝早く出社しておいて朝残業代をつける
  • 自宅でも仕事をしていたからといってその時給を請求する
  • 終業後、社長と食事に行った時間も就業時間としてつける
    (しかも深夜残業として)

などなど。

給与関係の約束は書面に残す

雇用契約書などはきっちり作りましょう。

今回問題になったのは雇用契約書がなかったことが原因です。
社長との面談で給与を決定したのですが、その書面がありません。

「社長はこう言ってた!」と言われても証拠がないから
証明ができないし、反論もできない。

こうならないためにも書類が大事!

就業規則は従業員ではなく会社を守るためのもの

従業員が10人以上になると就業規則を作る義務があります。
10人未満でもちゃんと作っておきましょう。

就業規則は会社の規則ですから作っておかないと
後々トラブルになったりします。

就業規則を作成するときには社労士にお願いした方がよいです。
ネットでもひな形がありますが、最新の法律が反映されているかわかりません。
そもそも、自分の会社に合った内容がどうかわかりません。

ケチらずに専門家である社労士にお願いしましょう。
お願いするときにもちゃんと信用できる社労士にしましょう。
高齢の方だと最新の知識がなかったり会社の実情に
あっていなかったりしますので。

そもそも、就業規則は従業員ではなく会社を守るためのものです。

余計な争いや残業代などを発生させないようにしたり、守秘義務を守らせたり。
人を雇うなら作っておいた方がいいでしょうね。

一緒に作りたいのが賃金規定です。
就業規則を作るのなら合わせて作っておきましょう。

雇わないという選択も

「ヒト」に関する問題は非常にデリケートで難しい問題です。
一旦、問題が発生したら解決するのは大変。
感情も絡んでくるので、問題が収まっても今後の仕事に影響がでたりします。

ならいっそのこと、ヒトを雇わないという選択も考えてみましょう!

ヒトを雇わなければこんな問題は発生しません!

問題をどう解決するか、も大切ですが
そもそも問題を発生させないようにすることも大事。

私は税理士として一人でやっています。
一人だと相談できないしそれなりに大変です。
でも、ヒトの問題がないのでその点では非常に気楽ではあります。

まとめ

「カネ」も大切ですが「ヒト」も大切。
「ヒト」が安定しないと事業として成長できません。

離職率が非常に高く次々にヒトが辞めてたら
事業としてやっていけませんよね。

大企業なら別ですが、小規模事業者にとっては
ヒトの問題は死活問題にもなり得ます。
年中、採用活動やら査定やらをやっていたら営業活動ができません。

「ヒト」の問題を手放したいなら、

  • 思い切って専門家(社労士)にまかせてしまう
  • そもそも雇わない

どちらかにしましょう!

これから起業するならヒトは雇わないという選択もできますよね。
すでにヒトを雇っていて減らすことができないなら専門家に
お願いしましょう。

悩むだけでは解決は難しいです。

 

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