『怖い絵』は絵に興味がなくても十分楽しめる!
まったく知識がなくても楽しいですよ。内容を少し紹介しています。
絵画にはまったく興味がありませんでした。
たまたま本屋で見つけて、そのタイトルに惹かれました。
「怖い」というものってなんか興味を引かれますよね。
テレビで心霊ものとかやってると、怖いけどなんか見てしまいます。
『怖い絵』はまったく知識がなくても楽しめますのでオススメですよ!
絵画の知識や興味はないけど楽しめる
絵画にはまったく興味がありませんでした。
良し悪しもわかりません。
ピカソの絵を何十億円で買った、と聞いても買う意味がわかりませんでした。
そんな私が絵に関する本を読んでみました。
「怖い絵」というものです。
何冊かでているようで、読んでみると意外と面白かったです。
『怖い』と限定されているからでしょうかね。
絵にはまったく知識も興味もなかったんですけど、
この本は楽しく読むことができました。
怖い、というのは化け物とか幽霊とか直接的な怖いものだけでなく、
人間的な怖さというものも含まれています。
一見、何ともなさそうな絵だけど「実はこういう意図が隠されている」とかです。
化け物とかも見てて楽しいのですが、やはり、一見してわからないものの方が楽しいですね。
この絵がなぜ怖いのか、という解説もちゃんと載っているので大丈夫ですよ。
絵画は描かれた背景がわからないとダメ
読んでみた思ったことは、絵だけを見ていてもダメだということ。
描かれた時代の背景、画家の性格や特徴などを知らないと絵の意味がわからないのです。
単純に不気味、だから怖いということではありません。
なかにはこのように不気味なものもありますが。
これは、「メデューサの首」です。
こんなの誰が見ても怖いですよね。。。
不気味です。
一見、何が怖いのかわからないものもあります。
よく見ると、海に人が落ちています。(右頁の下の方)
これは「イカロスの失墜」です。
見の前でイカロスが墜落しているのに気付かず自分の仕事をしている、という内容です。
タイトルが「イカロスの失墜」とあるので溺れている人に気づきますがタイトルがなかったら
見ている人も気遣いないのでは、ということ。
これは説明されないとわからないですよね。。。
次は子どもの絵。
これは「フェリペ・プロスペロ王子」。
王子とあるように男の子です。
ハプスブルク家の跡継ぎです。
この時代は男の子も女の子のような服を着せられていたそうです。
大事な跡継ぎなので魔除けがたくさんつけられている、
にもかかわらず拷問具のように胸を締め付けるコルセットを着せられているところが怖いそうです。
コルセットは子どもの成長を阻害するほど強く締め付けていたそうです。
これも説明されないとまったくわかりません。
絵は奥深いですね。。。
知識がないと絵を楽しむのは難しいですね。
でも、本当にそうなのか? という疑問もあります。
作者に聞くことはできないので、正解はわからないはずです。
どうやって調べたのか?いうのも非常に興味があります。
「絵」に対してよりも、どうしてそういうことがわかるのか、ということに興味が湧いてきました!
まとめ
「怖い絵」はたまたま見かけて表紙が気になったので読んでみました。
普段はまったく絵には興味がありません。
何となくちょっと気になったから読んでみたら、ちょっと絵の面白さがわかりました。
みなさんもちょっと気になるものがあるなら買ってみたりやってみると
新しい発見があるかもしれませんよ。
【関連記事】
【編集後記】
おとといのブログを「公開」したと思ったら下書きのままでした。。。。。
気を付けないとダメですね。
【イクメン日記】
今日はじーじが来てくれて長男をいろいろと連れて行ってくれました。
あれ食べたい、これ買って、とおねだりしてるらしい。。。