今日、事務所のポストに怪しい封筒が入っていました。
怪しいものには手を出さない
封筒の表には「社長様へ お役に立つご案内です」としか書かれていません。
裏にも何も書いてありません。
会社名も何も書いてないです。
もの凄く怪しい。。。
普段なら中身を見ずにそのままゴミ箱行きですが、ネタになるかと思い見てみました。
中身は案の定、融資の案内でした。
会社名や住所、連絡先も書いてあります。
「設立35年 実績のある会社 ご信頼ください」 とありますが、
とても信頼できないですよね。。。
資金繰りに困って変な業者に手を出すと後々大変になる
この融資案内の端っこに小さい文字で
※返済回数・・・最長3年
※遅延損害金・・・15% と書いてあります。
そもそもの金利が8%~となってますから高いです。
8%「~」 です、最高では何%なのか? 疑問です。
資金繰りに困っていると、今を乗り切るためにこのような高利なところで借りてしまう社長がいます。
当面はそれで乗り切ったとしても後々大変なことになります。
利息が高いですからさらに資金繰りを圧迫してしまいます。
仮に事業が好転して、銀行から借入をしようとしてもこのような怪しい業者からの
借入金があると銀行借入もできない可能性があります。
そもそも資金繰りに困らないようにすることが大切
会社経営で一番大切なのはお金です。
お金があればいくら赤字でも倒産しません。
お金が100億円あれば毎年1億円赤字であっても潰れません。
会社が潰れるというのは赤字だからではなく、お金がないからです。
お金にこまらないようにするためには、日ごろから資金繰りの管理をすることです。
いついくら入金になって、いついくら払うのかを常に把握することです。
そのためには資金繰り表を作る必要があります。
自分がわかればいいので簡単なものでいいのです。
資金繰り表があれば、来月の20日に入金があるけど、15日に支払いがある。
5日間お金が足りない、どうしようか? ということを考えることができます。
あらかじめ足りないことがわかれば入金を早くしてもらう、支払いを遅くしてもらう、銀行借り入れをする等の
対策ができます。
支払を遅らせてもらう、というのも早く伝えておけば応じてもらえる可能性も高くなります。
直前だと先方もこちらの入金をあてにしているので応じてもらえないかもしれません。
まとめして、
資金繰り表を作る、怪しい業者には手を出さない。
これらを心がけておきましょう。
【編集後記】
ヨドバシカメラでOCNのSIMを買ってきました。
モバイルルーターで使いたいのですが設定に戸惑っています。
【イクメン日記】
次男がつかまらなくても立てるようになりました。
立つだけでまだ歩けません。
ますます目が離せなくなってきました。
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