会計事務所への転職は目的を持つことが大切

 

2014-07-23 21.22.20

いよいよ税理士試験が近づいてきました。
受験するわけではないのにそわそわしてしまいます。

試験が終わると、税理士業界では転職の時期となります。
税理士業界での転職時期は2回あります。
試験後と合格発表後です。

会計事務所は所長次第

税理士業界は人の出入りが激しい業界として有名です。
とにかく人が入れ替わります。
原因はいろいろあります。
・給料が安い
・残業代がでない
・仕事を教えてやって給料まで払ってやっている、という感覚がある
・ボス(所長)次第で事務所の雰囲気が全く違うので、ボス(所長)の人格に合わないと続かない
・ボス(所長)自身が雇われていた経験が短いので従業員の気持ちがわからない
・とにかくボス(所長)次第なので、理不尽なことにも従わなければならない、逆らってもどうにもならない
などです。

私自身もいくつかの会計事務所を経験していますからよくわかります。
それぞれの事務所によってまったく違います。
給与水準、雰囲気、仕事のやり方、従業員の意識などまったく違います。

会計事務所への転職は目的を持つことが大切

会計事務所で働こうという方はとにかく目的を持つことが大切です。
何を重視するのかよく考えましょう。
・とにかく給与がいいところ
・未経験なのでとにかく雇ってくれるところ
・残業がない
・IT化が遅れている業界なので、とにかく最先端のITを駆使しているところ
・業界に特化しているところ(相続や医療など)
・ボス(所長)が若いところ
・独立支援がある
・税理士法人のパートナーを目指せる
・税理士試験の勉強を応援しているところ

 

目的によって変わる

 

それぞれの目的によってどういう会計事務所で働くべきか変わってきます。
例えば、相続を経験したい人は相続専門とうたっている事務所に入るべきです。
通常の会計事務所では年に1件もありません、下手すると一生ない可能性もあります。
同じように、国際税務をやりたい・組織再編をやりたいなどの場合には大手の税理士法人にいくべきです。
小さい事務所だと一生携わることがないかもしれません。

重要なのが、税理士試験の勉強を応援しているかどうかです。
専門学校に通うことに理解がないところも多いですからね。
職員が資格取得を諦めている事務所も雰囲気が悪いですから避けた方がよいでしょう。

受験生は試験勉強のことで頭がいっぱいだと思いますが
転職を考えている方はいまからどうしたいのか考えておきましょう。
試験が終わったらすぐに動かないと希望の事務所へは入れないかもしれません。

【編集後記】
本棚が一杯になってしまったので本を売るために整理しています。
売るものは50冊くらいなりそうですね。
読み返すことはないだろうけど、取っておこうかなというものも結構あります。
多分、次回に売ることになるうだろうなぁ。

 

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