「怖い絵」が怖い。絵画は何もわからないけど楽しめる

「怖い絵」を読みました。
いつも小説ばかりですけど絵も楽しめます。

怖い本

ホラー小説が好きでよく読んでいます。
怖いものがなぜか好きで映画もホラーを観ることが多いです。
怪談も好きでよく聞きます。

でも絵はまったく。。。
「怖い絵」の本があることはずっと前から知ってはいました。
でも絵画の知識がまったくなくわからないので避けていました。
怖い絵絵は「何となく暗いイメージだな」「気味が悪い」とかしか思えなく。

でもホラーが好きなのに絵を避けているのもなぁと思って読んでみることに。

怖い絵

著者は中野京子。
怖い絵の本は書店でよく見かけていたので著者は知っていました。

残酷、非情で甘美……名画の“怖さ”をいかに味わうか。「特に伝えたかったのは、これまで恐怖と全く無縁と思われていた作品が、思いもよらない怖さを忍ばせているという驚きと知的興奮である」。絵の背景にある歴史を理解してこそ浮き彫りになる暗部。絵画の新しい楽しみ方を提案して大ヒットした「怖い絵」シリーズの原点が、満を持しての電子書籍化。ドガの『エトワール』、ラ・トゥールの『いかさま師』など全22作の隠れた魅力を堪能!

絵は本当に何もわからないのですけど、そんな絵の初心者にもわかりやすく説明されているので非常に読みやすいです。
一見すると別に怖いような絵には見えないけど実は隠れた意味があったり。

絵画をどのように見るべきなのかが何となくわかったような。

怖いというかちょっと残酷な感じの絵が多かったかなぁという印象です。

「怖い絵」が面白かったので「怖いへんないきものの絵」も読んでみました。
「怖い絵」と「へんないきもの」が合体した本。
怖いへんないきものの絵

この表紙の絵は「赤ずきんちゃん」らしいです。
確かに恐怖の表情がわかるのですけど隣にこんな獣がいたらそれは怖い。

アルチンボルドの魚、ルーベンスのオオカミ、クラナッハのミツバチ、ペルッツィのカニ……
不気味で可笑しい名画の謎に迫る!

●オオカミが悪い男というのは真っ赤な噓!?――『赤ずきんちゃん』ドレ
●友を助けて星になった、ある気の毒な蟹――『ヘラクレスとルレネーのヒドラと蟹』ペルッツィ
●鮫に襲われた男はなぜその再現を描かせたか?――『ワトソンと鮫』コプリー
●聖なる宗教画にハエを描き込む意図とは?――『聖母子』クリヴェッリ
●「写実的」と評判の魚介類が、どうもおかしい――『水』アルチンボルド
●なぜ西洋名画のサルは怖いのか――『美術鑑定家としての猿たち』マックス

ただこの本は怖いというわけではなく面白さもありますね。

「カニに指を挟まれる少年」とか。
怖いとかホラーではなく単純に絵画を楽しむのにいいかもしれません。

未読の方はぜひ。

→ 怖いへんないきものの絵

 

【編集後記】
昨日は子供たちとテニス。
その後は公園で遊び、自宅でゆっくりと。
遊ぶのも大変になってきました。。。

【イクメン日記】
次男はマクドナルドの三角チョコパイが美味しかったようでまた食べたいと。
口の周りをチョコだらけにして本当に美味しそうに食べていました。
長男はアップルパイが好き。

【一日一新】
マクドナルド 三角チョコパイ