独立前はなんでも相談できる「街のお医者さん」を目指そうと考えていましたが、
いまは専門を絞って「なんでも」は相談を受けないようにてしています。
なんでも相談出来た方がいいのは間違いない
相談者側から考えれば何でも相談出来た方がいいのは間違いありませんよね。
個人の確定申告も法人の決算も相続税も税務調査も。
どんなことであっても「ここに聞けばいい」状態なら楽です。
確定申告はあそこ、法人はこっち、だと面倒です。
ただ、サービスを提供する側からするとものすごく大変。
お客様側がなんでも相談できるということは、受ける側はなんでも答えられなければいけません。
大手の税理士法人や大きな事務所であれば対応できるでしょう。
できることに絞る
独立して3年目になりましたが、いままでいろいろな相談を受けてきました。
なかには答えられない・対応できないものもたくさんありました。
最初は問い合わせしていただくために門を広くしていたことも原因です。
万が一、自分で対応できないものは出来る人に紹介すればいいと考えていたのです。
お医者さんの紹介状と同じようなイメージですね。
ですが、途中からはもともとの門を狭くすることにしました。
「なんでも受けます」から「これができます」に変えたのです。
変えてからの方が仕事がやりやすくなりました。
最初から「できること」についての問い合わせなのでスムーズに進みますし、できることなので自信を持って対応することもできます。
よく言われることですが「みんな」を対象にしていると誰にも響かない、特定の「誰か」を対象にした方がより響く。
私も税務調査、個人事業に絞ってからの方が明らかに仕事が増えてきています。
「法人も個人も税務調査も」よりも「個人の税務調査」とした方が必要としている方に響いたのでしょう。
依頼する側も安心
「なんでもできます」よりも「これができます」の方が依頼する側も安心ですよね。
私が依頼するときも「なんでも受ける社労士」より「助成金ができる社労士」に依頼します。
専門性を明らかにした方が依頼しやすいです。
ただ矛盾するかもしれませんが「個人事業」に絞っても法人の問い合わせが減っていないのです。
ちょっと不思議です。。。
見せ方も工夫
見せ方も大事です。
「なんでもできます」と「特化しています」では同じレベルの仕事ができたとしても特化している方がよさように思えますよね。
ちょっと意味合いは違いますが、いつも行っているカフェのお皿が違っただけで美味しそうに見えました。
いつもは白いお皿。
黒いお皿。
まったく同じケーキなのですが見え方が違うだけでより美味しそうに見えました。
(お皿って大事なんだなと初めて感じました)
仕事ができると思ってもらえるように自分の見せ方も意識しなければいけません。
同じものでもよりよく見えるように。
(嘘や誇張はだめですけど)
まとめ
フリーランス、特に一人でやっているなら「なんでも」より「なにが」にした方がいいです。
なんでもやっていたら自分も大変です。
なにかに絞るのは恐い部分もあるのですが結果としていい方向にいくでしょう。
【編集後記】
昨日も確定申告作業を。
終わったら旅行の計画をしなければ!
マンションでやらなければいけないこともあるのでそちらも。。。
【イクメン日記】
毎日飛行機ごっこしています。
電車で遊ばなくなってしまいました・・・。
飛行機で毒蛇がでてくる映画スネークフライトが気に入って毎日見ています。
【一日一新】
Amazonプライムビデオ トリハダ
とある依頼
【一日一捨】
ボールペン、ホチキスなど文房具の整理