怪談を漫画で読む「百物語」が面白い

杉浦日向子の「百物語」を読みました。
漫画です。
楽しめました。

怪談

私はホラーが好きです。
度々このブログでホラー小説の感想を書いているのは単純に好きだからです。
たまに普通の小説も読んでいますけど圧倒的にホラーが多いです。

本を探すときもジャンルを「ホラー」で絞ります。
ホラー以外にも楽しめる小説はたくさんあるのはわかっているのですけど、ついついホラーに偏ってしまいますね。

BRUTUS[怖いもの見たさ。]

私としては、ホラーには怪談も含んでいます。
怪談師の話を聞くのも好きです。
今はたくさんの怪談師がいて嬉しい限り。

漫画で怪談

先日読んだBRUTUS(ブルータス) 2023年 9月1日号 No.991[怖いもの見たさ。]からホラーをお勧めしている人を追っていて見つけたのが杉浦日向子の「怪談」です。
百物語
何人かの人がオススメしていたので買ってみました。

結構な厚さがあってビックリしました。
百物語さらにビックリしたのは、なんと漫画でした。
買ってから漫画だと気づいたのです。

漫画だとは思ってなかったので驚きながらも読み進めると面白い。

古(いにしえ)より百物語と言う事の侍(はべ)る 不思議なる物語の百話集う処 必ずばけもの現われ出ずると――人々が目に見えないものを見、理性では説明のつかぬことを信じていた江戸の時代。生と死の間で右往左往する人間たちの前に、時間を、空間を超えて現われる魑魅魍魎たち。怪しのものと人間たちの滑稽でいとおしい姿と懐かしき恐怖を、怪異譚集の形をかりて漫画で描いた〈あやかしの物語〉。

古い話、江戸時代なので今とは感覚が違うはずなのですがそれでも怖さを感じます。
日常に潜む怖さ。
何と言っていいのかわからないのですが、漫画とはいえ怖さが伝わってきます。

この本を紹介していた人が「印象に残っているホラー」と言っていたのも頷けます。
怪談は新旧関係ないのでしょうね。

グロさはありませんし、本格的なホラーというわけではなく不思議な話系が多い印象でした。
漫画で読みやすいのでホラーが苦手な方も是非。

 百物語 (新潮文庫) 

 

【編集後記】
昨日はオフ。
子供とテニス、その後は近くをぶらっと。
かなり出遅れてしまいましたが、サーティワンのマリオも。

【イクメン日記】
意外とよく食べるようになってきた次男。
今までと同じような感覚だと・・・。
長男も中学生になるし先が怖い。

【一日一新】
サーティワン マリオ

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