「できない」と言うことも大切。安易に「やります」とは言わない

ワンストップサービスなんてよく聞きますけど、全部自分でできるなんてことはありえません。できないものはできないといったほうが自分のためにもお客様のためにも良いです。

安易に「できます」「やります」とは言わないことも大切です。

やりますと言ってから方法を考えろ、なんて聞きますが本当に良いことでしょうか?

葛西臨海公園の散歩道

何でも受ける?

一人で仕事しているフリーランスは何でも受けていては大変です。
自分ができないことははっきりと「できない」と言うことも大切です。そのほうが自分にもお客様にも良いです。

フリーランスは仕事を獲得することが大変なので、例え自分の苦手なものであっても話があったら何とか獲得しようとしてしまいがちです。

ですが、、これをやってしまうと自分も大変ですし依頼したお客様にも迷惑をかけてしまいかねません。

私の場合ですと本業は税理士なので税金関係は全般的に受けています。
ただ、相続税は受けていません。理由は、相続税は専門でないから。
専門ではありませんが調べながら仕事をすることはできます。が、相続税は受けていません。

自分も大変ですしお客様にも迷惑をかけてしまう可能性がありますからね。

できないものは「できない」と言うことも大切です。

何をやって何をやらないか

もちろん、簡単に「できない」と言うことに抵抗がないわけではありません。
誰だって初めてやる仕事はできないわけですし、なんでもかんでも断っていたらいつまでたってもできません。

何をやって何をやらないか、を明確にしておいたほうがいい。

私の場合は所得税や法人税はやるけど相続税はやらないと決めています。
所得税や法人税もわからないことはたくさん出てきます。でも、それは調べてやるようにしています。どの程度時間がかかって、どの程度手間がかかるのかが大体把握できていますのでやるようにしています。

これが相続税だとそうもいきません。
税理士なので基本的な知識はありますが、実務をキッチリできるかというと自信がありません。

何をやって何をやらないかは考えておいた方が良いです。

やるものをどう決める?

何をやるかをどう決めるか?ですが、私の場合は試験勉強したかどうかで決めました。
所得税法と法人税法は両方とも合格しているのでよく理解できていますが、相続税法は合格していません。なので所得税と法人税は受けるようにしているのです。

興味があるかどうかで決めるのも良いでしょうね。
興味がある仕事なら積極的に調べて良い仕事ができるでしょう。逆に嫌な仕事はどうしても嫌な気持ちが仕事に出てしまいます。

まとめ

独立したばかりの頃は仕事がありませんからなんでも受けてしまいがちです。
でも、それを続けて行くと疲弊します。

やりますと言ってから方法を考えろ、とよく聞きますが、初めから「できない」というのもアリでしょう!

できないものはできないといったほうが良いです。

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