資金繰りに困ったときにすぐに資金化できる3つのこと。

資金繰りに困ったときにやることについて書いています。すぐにできることもあります。
銀行の借り入れでは間に合わないときに是非これらの方法を試してみてください!

会社を経営していると資金繰りに困ることが必ずあります。
銀行からの借り入れができれば、間に合えばいいですが
そうでないケースもあります。

資金繰りに困ったときに現金化できる3つについて書いています。

https---www.pakutaso.com-assets_c-2015-05-PPC_1manensatu4mai-thumb-1000xauto-13538

資金繰りが危ないと思ってからでは遅いけど・・・

中小企業は資金繰りに困ることがよくあります。
まったく困らないという会社はほとんどありません!

困らないようにきちんと資金繰り表をつけて管理していればいいのですが、
資金繰り表を作っていても困るときがあります。

そもそも売上が下がって業績が悪くなればいくら管理していても資金繰りは苦しくなります。

売上を上げること、が最良の方法です。
それは誰でもわかります。

売上を上げることはできなくても、お金を捻出する方法はあります。

その方法を知っていれば会社を長生きさせ時間を稼ぐことができます。
その時間を稼いだときに売上を上げればいいのです。

 銀行借入以外にお金を捻出する方法

資金繰りが苦しいときに真っ先に思い浮かぶのは銀行からの借入でしょう。
でも借入をするには時間がかかります。

銀行借り入れよりも早く資金を捻出する方法があります。

すべての会社で使えるわけではありませんが一部を紹介します。

  • 家賃の値下げ交渉
  • 保証金の返金交渉
  • 保険の契約者貸付金を使う

この3つです。

家賃の値下げを交渉する

家賃は値下げできない、と思っている人が多いようです。
業績が苦しいときには大家さんに減額してもらえるように交渉しましょう。

家賃が高いから引っ越しせざるを得ない旨を伝えれば減額に応じてくれるかもしれません。

大家さんも引っ越しされて空き家になるよりも家賃を下げてでもいてくれた方がいいはずです。
家賃が減額できればその分のお金が浮きます。

家賃の減額は資金繰りが回っているときでもやっておくべきです。
毎月支払う固定費ですから少しでも減らせれば効果はかなり大きい!

資金繰りが苦しくなる前からやっておきましょう。

保証金を返してもらう

これも家賃関係ですが預けている保証金を一部返してもらえないか交渉しましょう。
こちらから言わない限り返してはくれません。

家賃と同じように、「できればこのビルに残りたいが、資金繰りの都合で引っ越しせざるをえない」という内容で
交渉すれば返してもらえるかもしれません。

たとえ一部でも返金してもらえれば大きいですよ!

保険の契約者貸付金を使う

生命保険に加入していると契約者貸付金というものが使える場合があります。
解約返戻金分を貸してもらえるというものです。
銀行借入よりも手続きは非常に簡単です!

利用できる場合は積極的に利用しましょう。

解約返戻金の範囲内であればすぐに貸してもらえます。

銀行借り入れなんかよりも手続きは非常に簡単ですから
資金繰りが苦しいときにはぜひ活用を!

まとめ

以上はすぐにでもできることです。

資金繰りが苦しいときには検討してみてください。
社長が消費者金融から借りるのは絶対ダメです。
今後、銀行借り入れができなくなるかもしれません。

時間がかかりますが、銀行から借入をしやすい状態にしておくことも必要です。

大切なのは試算表をきれいにしておく、ことです。
こちらはまた次回に書きたいと思います。

【関連記事】

【編集後記】
高校野球が始まりましたね。
出身は千葉ですが、今は埼玉に住んでるので埼玉を応援しています。
埼玉代表の春日部共栄が開幕戦で勝ったのでよかったです。
高校野球はプロ野球と違って初々しさがあっていいですね。

【イクメン日記】
長男はいつも昼寝するんですが今日はおじいちゃんが来たので寝れませんでした。
今、テレビを見ながらソファーで寝てしまいました。
子供が二人とも寝るとすごい静かです。
夫婦二人だと会話なさそう・・・

[su_box title="お知らせ"] ■出版しました!→「強み」を活かして顧客をつかむ!あなたにもできる 税理士のためのセルフブランディング実践ブック ・個人事業者の税務調査対応ケーススタディ  ・個人事業者・フリーランスの税務調査 実例&対応ガイド   ・十人十色の「ひとり税理士」という生き方   [/su_box]