税理士報酬に満足していますか? 報酬に見合っているのかを考えてみましょう。

事業をされている方は税理士に報酬を支払っている方がほとんどだと思います。
その報酬に満足していますか?

税理士報酬はどうやって決まっているのか

税理士報酬は一般的に、「作業量」と「関与度合い」により決まります。

「作業量」、「関与度合い」とも多くなればなるほど報酬も高くなります。
「作業量」が多くなるというのは、会計処理をしたり書類作成をしたりといった税理士事務所が行う作業が多くなることをいいます。
「関与度合い」とは、面談する回数のことです。
年一回だけなのか毎月なのかにより報酬がかわります。

税理士業界には価格表や料金表といったものがないことが多いです。
通常では考えられないでしょう。
こういうサービスならいくら、ここまでやったらいくら、と普通は決まっています。
税理士事務所ではそれがないケースが多いのです。
「作業量」「関与度合い」からお手盛りで決めているのです。

税理士報酬を下げるにはどうしたらよいか

上述したように税理士報酬は、「作業量」と「関与度合い」により決まります。
この二つを少なくすれば報酬を下げることができます。

最も安くなるのは、年一回、決算だけをお願いすることです。
これが一番安くすますことができます。
ただし、決算まで正確な利益がわからない、利益がでていても節税のアドバイスをしてもらえない、といったデメリットもあります。

また年一回とはいえ、税理士にお願いする以上は請求書・領収書などの資料も整理しておく必要があります。
中小企業ですと経理専門の社員がいることは少ないですから、社長自らやらなければいけません。
下記の本が参考になりますので、未読の方は読んでみてください。
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税理士の立場からすると、
・会社側で作業をやってくれる(領収書の整理・出納帳をつけるなど)、
・面談回数が少ない、
・税理士が訪問するのではなく、事務所にきてもらう
という条件だと報酬を下げることができます。
さらには、自計化(会社が自分で会計処理をする)だとさらに下げることが可能です。

自計化は、簿記の知識がない初めは難しいかもしれません。
ただ、毎月同じ処理ですから慣れてしまえば問題ありません。
昨日記事にしたfreeeを活用するのも一つの方法ですが、
対応している税理士が少ないのがネックです。

自分でやってみる、ことで数字の理解などもできようになると思いますので
可能な限りできることは自分でやるようにしましょう。

【編集後記】
ようやく決算が終わりました。まだ提出はしてませんが••
タスク管理をしなければ駄目ですね。
あと、もっと積極的に仕事を減らしていかないと!

 

 

 

 

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