『その女アレックス』が超おすすめ!先が気になって仕方がない

久しぶりに小説を読みました。

2014-12-13 21.45.50

 たまに小説を読むと面白い

今年から読書を習慣にしていますが、ビジネス書やノンフィクションばかりで小説はほとんど読んでいません。
先日、Amazonのkindle年末セールで何か面白そうなものがないか探していたら
『その女アレックス』という小説をみつけました。(セールではありません)
Amazonの新着のところに出ていたので思わず買ってしまいました。
書評でものすごく面白かった、という感想を何件も見ていたので気にはなっていたのです。
それでたまたま見つけたので買って読んでみました。

電車の中でで読みましたが、面白かったです。
一気読みしました。

内容は平凡、でも先が気になって仕方がない

ネタバレになるので内容は書きません。
最初は女が誘拐・監禁されるところからスタートします。
監禁された女と誘拐事件を捜査する警察が交互に描写されます。
警察の捜査により女の正体が段々明らかになってきて・・・
紹介文にもあるように最後は予想を裏切られます。

読み終わった後に感じたことは、内容は平凡。よくある設定です。
なのになぜ先が気になって一気読みしてしまったのか?
書評ブログなどを見ていると、面白い小説というのは「徹夜しました」「先が気になって仕方ない」などと紹介されています。
やはり作家というのは読ませる文章を書くプロだということですね。

小説を読むことは読ませる文章を書く勉強になる

「その女アレックス」を読んでみて、小説は読ませる文章を書く勉強になると思いました。
設定はよくある話。なのに一気読みしてしまう。
構成がうまいということでしょう。

少しネタバレしますが、「その女アレックス」を読み進めていくと、
・女が誘拐・監禁される ・・・・・ 女がかわいそう
・女の正体がだんだん明らかになる ・・・・・ なんてひどい女だ
・読んだ後 ・・・・・ なんてかわいそうな女だ
と、こんな感じです。
すべての情報を与えず小出しにしているところなんかが、先を読ませる方法なのでしょう。

まとめ

今まで、小説は他人の妄想だという意識がありました。
一気読みしても「面白かった」という感想しか持ちませんでしたが、
なぜ面白かったのか、なぜ一気読みしてしまったのか、を考えることが必要ですね。
「読ませる文章を書く」勉強になると思います。
面白かった、だけではダメですね。

 

【編集後記】
昨日からブログのアクセス数がすごいことになっています。
みなさん税理士試験の結果が気になっているのでしょう。
近々勉強方法などについてまとめたいと思います。

【イクメン日記】
次男が歩けるようになってきたことで兄弟で遊ぶことが増えてきました。
まだよちよちなのでいつも次男が泣かされてます。

 

 

       

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