急激に売り上げが増えても大変。仕事を増やす努力は必要だが、仕事量は自分の許容範囲を超えないように気を付けましょう。

よく広告で、「開業初年度で〇〇万円」とか「未経験でも年収〇〇万円」なんていうものを見かけます。
税理士業界でも同じような広告をよく見かけます。
2014-08-22 21.35.28

急激な仕事量の増加は危険

税理士業界でもよくありますが、「開業1年目から顧問先30件」とかいう広告を見かけます。
1年目でこれだけの仕事量がきたらこなせるはずがありません。

ベテランの方なら30件くらいできる、という人もいるかもしれません。
でも、新規で30件というと大変です。
ずっとかかわってきてよく知っている会社ならいいですが、
新規ですからその会社のことをわかっているはずがありません。

人を雇えばいい、と考えますが開業してすぐなのに採用できますか?
採用できても十分な教育をすることができますか?
結局、トラブルやミスが続いて信用と評判が無くなってしまう可能性が高いです。

結局はコツコツやることが必要、身の丈にあった仕事量をこなす

では、仕事を増やさない方がいいのかというとそんなことはありませんよね。
赤字ではやっていけませんから仕事を増やして儲けなければいけません。

起業後、スタートダッシュして人手が足りないから採用する、
十分な教育ができずミスが続き苦情がでる、
そのうち仕事が減ってきて人件費が重くなり赤字になる、
評判が落ちてるから新たな仕事が来ない、
こんな状況になったら最悪です。

こうならないためにもコツコツやっていくしかありません。
自分の許容範囲の仕事量をこなして、少しずつ大きくしていくことが大切です。
もちろん、特別な才能、経験やノウハウがあってどんどん大きくしていける人もいるでしょう。
でも、全員がそんな才能やノウハウがあるわけではありません。
「地道に増やしていくこと」 これに尽きると思います。

日頃から仕事を増やす努力は必要です。
でも、自分の許容範囲を超えないように気を付けましょう。

【編集後記】
最近ネクサス7の調子が悪いです。
買って1年半くらい経ってますからそろそろ買い替えようかなぁ。
タブレットは一度買うと便利で手放せなくなりますね。

【イクメン日記】
今日は地元のお祭りでした。
長男が阿波踊りが好きでずっと見てましたね。
もう少し大きくなったらやらせてみたいです。